[気づき書評] 定年ひとり起業 [ 大杉 潤 ]

定年ひとり起業 気づき書評

目次:定年ひとり起業

序章:70歳まで働く時代がやってきた!
第1章:「定年ひとり起業」とは?
第2章:定年再雇用のワナ
第3章:「定年ひとり起業」のマネープラン
~老後資金不安がなくなる「年金戦略」とライフスタイル
第4章:全公開!大杉潤「定年ひとり起業」への道
第5章:「定年ひとり起業」ケーススタディ~3人の起業ストーリーと成功の秘訣
第6章:「定年ひとり起業」という選択
第7章:アフター・コロナは「幸福学」で働く~なぜ長く働き続けると幸せになるのか?

3つの気づき

■「定年ひとり起業の5原則」

1.会社員(または公務員)として働いた経験を長く持ったうえで50代または60代というタイミングで独立起業する

2.個人事業主として開業するか、ファミリー・カンパニーを設立して独立し、原則として自分一人で事業を行う

3.自宅を事務所にするなど初期投資を最小限に抑え、多額の仕入れや在庫保有を行わず、借金もしない、家族以外の従業員をやとわないという低リスクの事業形態とする

4.厚生年金を確保した上で、年金プラスアルファの収入(月5-10万円程度)を目指す規模の事業からスタートし、好きなことを仕事にしてストレスなく働く。

5.会社員時代の経験・知識・スキル・人脈をフル活用し、足りないリソースは外部に業務委託する形で規模を拡大せずに「長く働くこと」を最優先に事業を運営する

定年起業を始めるならこの1冊!定年ひとり起業 [ 大杉 潤 ]

■会社を離れても個人の力で会社に貢献できるようなスキルを磨いたり、会社にとって重要な業務やリソースを考え抜いたり売ることを真剣に意識的に行うのです。

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■定年前後の中高年がリスタート(再出発)する上で大切なポイント

1.セカンドキャリアは「準備」で決まる、徹底した準備が必要

2.キャリアは「転機」で考えよ、転機としては病気、倒産、地獄などマイナス経験を生かして「腹決め」すること

3.40%Okなら断らずにやってみること

4.行動すると見える景色が変わる、新たな人に出会うことを行動基準とする

定年起業を始めるならこの1冊!定年ひとり起業 [ 大杉 潤 ]

まとめ

企業からすると生産能力の高い年齢(定年まで)の労働力を確保したいというのが当然であろう。生産能力の高い年齢を過ぎた後、自分はどのように働いていくのか?
私を含めて、多くの人が直面する課題です。

その一つの案が本書に書かれている「定年ひとり起業」です。

会社員として働いていたとしても、その業務から「何を学ぶのか?」「何を身に付けるのか?」を常に意識する。そうすることで、会社員でありながら、会社の業務をしながら、自分のキャリア作り上げることが出来きます。

著者の「定年ひとり起業」にはとても賛成である。
定年後も幸せに過ごすことが出来るように定年前から準備していきます。

時間が経過すれば必ず訪れる定年。
それに向けて行動していきましょう。

ご覧頂ありがとうございました。

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