目次:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
- 羽があるからと言って
- わたしたちを動かすもの
- 計算と幸運のバランス
- 口で言っているだけでは戦略にならない
- 時を刻み続ける時計
- そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
- 子どもたちをテセウスの船に乗せる
- 経験の学校
- 家庭内の見えざる手
- この一度だけ
ここだけは押さえよう!「気づき」
私が「!」「?」となった気づきをご紹介致します。
何が幸せかを考える
私はどうすれば次の事が確実にできるだろう。
1.どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるだろう
2.どうすれば伴侶や家族、親族、親しい友人たちとの関係を、ゆるぎない幸せの拠りどころに出来るだろう
3.どうすれば誠実な人生を送り、罪人にならずにいられるだろう
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]
よい高校、よい大学、よい会社に入れば「幸せ」と何気なく、理解していたかもしれない。
しかし、それは他人が決めた「幸せ」に向かって走っているだけ。
まずは自分にとっての「幸せ」を明確にしよう。
2つの要因
衛星要因:仕事には、少しでも欠ければ不満につながる要因。仕事に不満があるの反対は、仕事に不満がないである。
動機付け要因:やりがいのある仕事、他者による評価、自己成長など
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]
「動機付け要因」が大切。「衛星要因」を増加させても、仕事に不満がないとなるだけである。
問題はいつ起きる?
問題が起きるのは、金銭が他のどの要素よりも優先されるとき、つまり衛星要因は満たされているのに、さらに多くの金銭を得ることだけが目的になるときだ。
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]
「金銭」を優先することが、問題を引き起こす。
だからこそ、自分の「幸せ」を明確にする必要がある。
本質を見極める方法
人を動機づけるものを本当の意味で理解すると、キャリアに限らず、さまざまな状況でものごとの本質を見通せるようになる。
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]
「人を動機づけるもの」は様々。
モノを手に入れることが欲しいのではなく、モノを手に入れるまでの過程が欲しい。
色々な情報を調べ、モノを比較検討し、こっちでよいかなと決める過程など。
この場合、人を動機づけるものは「分析したい」となるのだろう。
望み通りの人生を送るには
あなた望み通りの人生を送れるか、意図したものとはかけ離れた人生を送るかは、自分の資源をどのように配分するかによって決まるのだ。
人生の中の家族という領域に資源を投資したほうが、長い目で見れば充実した人生になることを、いつも肝にめいじなければならない
イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]
自分の資源の配分を考える。
ある一定の金銭を超えると、問題が発生する可能性が高い。
一般的に「年収800万円が幸福度の限界点」と言われています。
年収800万円までは年収が増えるごとに、幸福度が増加するが、年収800万円以上になると年収と幸福度の相関がなくなるとのこと。
感想
ハーバード大学を出た人でも、
自分の「幸せ」を「金銭」に設定すると、
問題が発生しやすい。
自分自身の「幸せ」を書き出し、
そこに向けての行動を行う。
これを心掛けて行動します。
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