[気づき書評]イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

イノベーション・オブ・ライフ 気づき書評
この本はこんな方におススメ
  • どのように人生を過ごしていけばいいのか悩まれている方
  • ハーバード大学を卒業しても、幸せになれない人がいる。なぜそのような人がいるのか知りたい方
  • 他の人の人生を参考にして、自分の人生をよりよくしたいと考えている方

目次:イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ

  1. 羽があるからと言って
  2. わたしたちを動かすもの
  3. 計算と幸運のバランス
  4. 口で言っているだけでは戦略にならない
  5. 時を刻み続ける時計
  6. そのミルクシェイクは何のために雇ったのか?
  7. 子どもたちをテセウスの船に乗せる
  8. 経験の学校
  9. 家庭内の見えざる手
  10. この一度だけ

ここだけは押さえよう!「気づき」

私が「!」「?」となった気づきをご紹介致します。

何が幸せかを考える

私はどうすれば次の事が確実にできるだろう。

1.どうすれば幸せで成功するキャリアを歩めるだろう

2.どうすれば伴侶や家族、親族、親しい友人たちとの関係を、ゆるぎない幸せの拠りどころに出来るだろう

3.どうすれば誠実な人生を送り、罪人にならずにいられるだろう

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

よい高校、よい大学、よい会社に入れば「幸せ」と何気なく、理解していたかもしれない。

しかし、それは他人が決めた「幸せ」に向かって走っているだけ

まずは自分にとっての「幸せ」を明確にしよう

2つの要因

衛星要因:仕事には、少しでも欠ければ不満につながる要因。仕事に不満があるの反対は、仕事に不満がないである。

動機付け要因:やりがいのある仕事、他者による評価、自己成長など

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

「動機付け要因」が大切。「衛星要因」を増加させても、仕事に不満がないとなるだけである。

問題はいつ起きる?

問題が起きるのは、金銭が他のどの要素よりも優先されるとき、つまり衛星要因は満たされているのに、さらに多くの金銭を得ることだけが目的になるときだ。

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

「金銭」を優先することが、問題を引き起こす。

だからこそ、自分の「幸せ」を明確にする必要がある。

本質を見極める方法

人を動機づけるものを本当の意味で理解すると、キャリアに限らず、さまざまな状況でものごとの本質を見通せるようになる。

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

「人を動機づけるもの」は様々。

モノを手に入れることが欲しいのではなく、モノを手に入れるまでの過程が欲しい。

色々な情報を調べ、モノを比較検討し、こっちでよいかなと決める過程など。

この場合、人を動機づけるものは「分析したい」となるのだろう。

望み通りの人生を送るには

あなた望み通りの人生を送れるか、意図したものとはかけ離れた人生を送るかは、自分の資源をどのように配分するかによって決まるのだ

人生の中の家族という領域に資源を投資したほうが、長い目で見れば充実した人生になることを、いつも肝にめいじなければならない

イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ [ クレイトン・M.クリステンセン ]

自分の資源の配分を考える。

ある一定の金銭を超えると、問題が発生する可能性が高い

一般的に「年収800万円が幸福度の限界点」と言われています。

年収800万円までは年収が増えるごとに、幸福度が増加するが、年収800万円以上になると年収と幸福度の相関がなくなるとのこと。

感想

ハーバード大学を出た人でも、

自分の「幸せ」を「金銭」に設定すると、

問題が発生しやすい。

自分自身の「幸せ」を書き出し、

そこに向けての行動を行う。

これを心掛けて行動します。

この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
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