目次:2040年 仕事とキャリア年表
- ついに日本でも始まるアメリカの「ジョブ型雇用」とは?
- 日本の「雇用制度」はすでに崩壊している!?
- 激動の20年を大胆予測!未来の「仕事とキャリア」年表
- 将来、「仕事とキャリアに困らない」ための準備
ここだけは押さえよう!「気づき」5項
私が「!」「?」となった気づきをご紹介致します。
2025年 大リストラ時代
2025年には、団塊ジュニアが50代となり、その人件費負担を避けるために「大リストラ時代」が始まります。
2040年 仕事とキャリア年表 [ 植田統 ]
会社の中で体力的にバリバリ働けるのは30代、40代。
50代になると、何で会社に貢献できるのか?
会社が存続していくためには、新陳代謝が必要である。
会社に貢献できない人は「リストラ」の対象になる可能性が高くなる。
ジョブ型雇用
アメリカはジョブ型雇用ですから、そのジョブが事業の縮小等の戦略の転換により消滅してしまうと、自動的にその人は解雇されることになります。
2040年 仕事とキャリア年表 [ 植田統 ]
会社と個人は対等という考え方。
私の考えでは
今の会社に、個人の能力が必要がなくなったら、その人の能力をこの会社に保持していくのは勿体ない。だから、もっと活躍できる場に行けるように、その人の能力を開放する(解雇)する
です。
なので、会社に入りたければ、自分の能力を磨き、必要な能力を身に付けるしかないのです、
〇〇職人になろう
職人のアイデンティティーは、自分が〇〇職人であるということであり、〇〇会社というのは付け足しにすぎません。
2040年 仕事とキャリア年表 [ 植田統 ]
会社に属している人でも、「〇〇職人です」と言えるようになろう。
「課長です」「部長です」は正直何ができるかよく分からない。
転職には外資系がおすすめ
私は転職の相談を受けた時には、外資系に行くことを勧めています。なぜ外資系かと言えば、そこでは社内人脈は重要ではなく、本人が持った専門スキルが評価されるからです。
2040年 仕事とキャリア年表 [ 植田統 ]
転職に何を求めるか。
今の自分に専門性がないと感じ、何か専門性を身につけたいと考えられている場合、外資系はおススメです。
仕事とキャリア年表
2025年 日本企業すべて65歳までの雇用確保が義務付けられることになります。
2040年 仕事とキャリア年表 [ 植田統 ]
2027年 リスキング 中高年の「学び直しブーム」爆発
2029年 若手社員の「転職」が激増
2031年 サラリーマン「超格差社会」に
2033年 社長は「外国人」「女性」の時代
2037年 「若手社員」が大量流出!?
2039年 ついに「年金崩壊」
2041年 「スタートアップ企業」が急増
2043年 「サラリーマン消滅」!?
著者が考えられている未来。
感想
この本では、アメリカを例にあげ、「ジョブ型雇用」を説明し、次に日本の雇用制度の状況を述べ、そして、今後の仕事とキャリア年表を紹介されています。
なぜアメリカでの上級社員の給与は高いのか、なぜ日本の給与は低いのかなど、納得しながら読ませて頂きました。
日本での「終身雇用制度」「年功序列」は人を囲い込み、会社の歯車として効率的に社員に働いてもらうにはとても優れたシステムでした。このシステムの前提は会社の寿命が個人の寿命より長いこと。
現在では人生100年時代と言われるように個人の寿命は100歳と想定されようとしています。
このような環境変化において、一度会社に入ってしまえば、「終身雇用制度」「年功序列」の元、安定であるという考えは適さなくなりました。
私も39歳の時に外資系に転職をしました。
そのとき考えたことは
- このまま日系企業に居たときに、自分はどのようなキャリアを作れるのだろう?自分が何の専門家であると言えるのか?(私は「課長ができます」「部長ができます」みたいなキャリアにはなりたくない)
- 毎日16時間以上働いているのに、この給料・・・。ちまたには年収1000万円、2000万円という人がいるのに、この働き方は適切なのだろうか?!
1000万円、2000万円の年収をもらっている人はどのような働き方をしているのだろう - 今の会社(日系企業)の40代後半、50代の方を見ていると、ガンガン出世して、責任あるポジションにつき、さらに寝る時間を惜しんで働くか(毎日16時間以上働くことは難しい・・・と感じていました。先に体が壊れてしまう)、窓際に行って、あまり働かずに給料をもらうのか。両方とも私が望む姿ではない・・・。
でした。そして私が考えたそれぞれへの対策は
(1)への対策:
今まで行ってきた業務の中から、私が何を身に付けてきたのか棚卸する。
例えば、
・チームリーダーをしていた⇒チームをまとめる、チーム運営が出来る
・社内での承認活動⇒プレゼンテーション能力
・顧客との電話会議⇒折衝能力
など
今まで実践してきた経験を「強みの言葉」に置き換えて、自分にどのような能力・強みがあるのかを明確にしました。
(2)への対策:
上記で明確にした私の強みはどのような会社で生かすことができるのか?
どのような会社が私の強みを欲しているのか?
このような会社に転職すると給料が上がるのではないか?
私の強みを生かせる企業を探しました。
(3)への対策:
40代、50代でもスキルアップを行い、会社が必要とするスキルを磨き続ける
そして現状、私は外資系企業へ転職し、上記で考えたこと対策を実行しています。
どの企業(日系・外資)にいても、少なくともあなたは何の専門家なのか?を意識することが大切です。
是非、今から〇〇の専門家になると考え、これからの仕事・キャリアの流れに乗っていきましょう。
今の仕事の状況を少しでも変えたいと考えている方は、一度専門家に相談してみるのもいいと思います。
リクナビに登録し、自分の強みを棚卸してみましょう。
私もリクナビに登録し、常に仕事経験をアップデートしています。
これをすることで、次にどのようなキャリアに進もうかなと定期的に考えることができています。
転職、求人情報ならリクルートの転職サイト【リクナビNEXT】
私が過去に説明した「ジョブ型雇用」の記事はこちらから↓↓↓
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この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。
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