目次:あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略
- はじめに
- 序 章 「組織から個人」の時代に本当に必要なこと
- 第1章 「GIVE」を仕事の基本にする
- 第 2章 自然につながりをつくる私の方法
- 第3章 自分は何を人に与えられるのか?
- 第4章 自分の仕事と成長を設計する
- 第5章 対談 前田裕二氏×尾原和啓氏
ここだけは押さえよう!「気づき」10項
私が読みながら気になった言葉を列挙しています。
「役に立つ」から「意味がある人」が生き残る時代
自分が誰かにとって「意味のある」存在になる。その積み重ねで、たくさんの人の「意味のある」存在となり、最終的には「何者かになる」のだと、僕は思っています。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
”「意味がある人」になりたい”の問いを頭の中に入れておきます。
あなたは誰にとって意味のある存在ですか?
これからの時代における”働き方”で大事なのは、”あなたは誰にとって意味のある存在ですか?”という問いであり、その答えを持てる存在になるということです。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
「あなたは誰にとって意味のある存在ですか?」
すぐに答えは出ませんが、考えたい「問い」です。
肩書によってより多くの実践をこなしてきた人材が信用される
そういった意味では、有名企業や有名大学で経験を積むメリットとは、より大きな仕事や経験を積むチャンスに巡り合いやすいことだともいえるでしょう。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
有名企業や有名大学に入る=「情報処理力」を鍛える。
するとより大きな仕事や経験に出会えるチャンスが増える。
信頼しあえる関係では、何をしても低コスト
ビジネスシーンでノールックパスの速度に慣れてくると、自分の周りでどんどん化学反応が増え、相乗効果が増し、気が付くと大勢の人を巻き込んでいきます。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
このような状況になるためにも、まずは自分から信用し、GIVE(ギブ)をし続ける。
GIVE(ギブ)=何者かになるための成長のチャンス
目の前の誰かにとっての”何者か”になることを、幾度も繰り返すことによって”みんなにとっての何者か”になれる、ということです。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
なるほど。GIVE(ギブ)することで、成長のチャンスに出会うことを増やすことが出来る。
自分にとっての当たり前が相手にとって「ありがとう」に変わる
自分にとっての当たり前をそれぞれに伝えるだけで、相手にとって「ありがとう」に変わる。逆に向こうにとっての当たり前は、こちらにとって「ありがとう」になり、これがビジネスチャンスにつながります。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
これが理想的ですね。
自分にとっての当たり前=自分にとっては苦もなく出来ること。
それを相手にGIVE(ギブ)するだけで、「ありがとう」に変わる。
このようになるために、自分にとっての当たり前を発信し続けることが大切。
与える人が一番学べる
「相手の視点を知る」ことが、実はすぐに役立ち、自分にも返ってくる大きな学びになるように思います。非常に面白く、楽しく、それでいて一度やりだすとどんどん進化のスピードをあげてくれるものなのです。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
これを知ると、「与え」続けたくなりますね。
「いい質問」は相手にも自分にもギブになる
質問は、一番得をする情報収集ツール。セミナーではどんなことを質問するかについてのメモを取ることです。質問は相手と仲良くなる手段でもあるわけです。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
意識的にできていないですね。
「質問」=相手が気づいていない「新しい観点」をお渡しする。
意識していきます。
成長を妨げる「思考停止ワード」
「心がけます」「起こして見せます」「頑張ります」
具体的ではないワード。これらは何かを宣言してしまっているだけの言葉です。なぜ、こうした思考停止ワードに逃げてしまうのでしょうか。それは、「失敗するのが恥ずかしい」という思いから、つい踏み込むのを避けてしまいたくなるからではないでしょうか。
セミナーや講演は、そもそも自分に足りないものを明確にしたり、補ったりする機会です。そこで「恥ずかしい」と躊躇することは、成長の妨げにしかなりません。
あえて数字からおりる働き方 個人がつながる時代の生存戦略 [ 尾原 和啓 ]
私も「思考停止ワード」を多用している時があります💦
具体的な行動ワードに切り替えます。
「ありがとう」が好循環を生む
好きな言葉です。
「ありがとう」が回り、みんなで笑顔になりましょう。
感想
前回に続き、尾原和啓さんの本をご紹介いたしました。
尾原さんにとっての当たり前が「本」になっているのですが、私にとっては新しい観点を知ることができ、「ありがとうございました」です。
この本で出合った「言葉」・「問い」を頭の片隅に置いて、毎日を過ごします。
これによって、私のアンテナに引っかかる情報が変わってきます。
このように意識していなかった「言葉」「問い」に出会い、頭に入れておくだけで、気づく情報・行動が変わってきます。おススメです。
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この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。
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