目次:モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
- 第1章 「乾けない世代」とは何か?
- 第2章 偏愛こそが人間の価値になる
- 第3章 異なる「強み」を掛け算する最強チームの作り方
- 第4章 個人の働き方
- おわりに
ここだけは押さえよう!「気づき」9項
私が「!」「?」と気になった言葉を列挙しています。
仕事を頑張った分だけ結果がでない
みなさんもお気づきのように、仕事を頑張った分だけ結果が出て、社会全体が成長していく時代はとうに終わりました。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
ある意味、自ら考えて行動することが必要な時代ということです。
地味な仕事・停止状態の仕事に取り掛かる
転職した先でいつも真っ先に地味な仕事から手をつけます。他の人の手が回らなくなって停止状態のプロジェクトを整理したり、誰もが嫌がる契約解除の手続きをしたりします。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
私も転職したら、まず「面倒な仕事」「うまく進んでいない仕事」に取り掛かります。
何かのしがらみによって進めることが出来ていなかったことでも、外から来た私にとっては社内の常識が分からない、なので大胆な提案ができ、前に進むことが多いです。
信頼がすべて
いつの時代も、人は信頼がすべてです。これだけはずっと変わらない社会のルールです。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
はい。信用・信頼を得るよう目の前の人に貢献していきます。
「ありがとう」=「有ることが難しい」
人は自分にはできない事、成し得ないことに対して、いくらでもお金を払うのだ、ということです。そして、自分にはできないことをしてくれる相手に対して、人は「ありがとう」という言葉をかけるのだと
「ありがとう」という言葉は、漢字で「有ることが難しい」と書きます。つまり、自分にはあることが難しいから、それをしてくれた相手に対して「有り難い」と思う。だから「ありがとう」というのですね。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
自分の強みを見つける方法
任天堂の故・岩田聡元社長の「”労力のわりに周りが認めてくれること”が、きっとあなたに向いていること。それが、”自分の強み”を見つける分かりやすい方法だ」という名言があります。自分が楽にできてしまうことは、本人にとって当たり前すぎて価値を感じないために、なかなか気づけないものです。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
なかなか自分では「自分の強み」が分からない。だから自分の好きなこと、得意なことを発信していき、周りに見つけてもらう必要がある。
これは下記書籍でも説明されていた「エフェクチュエーション」のことです。
次の資本は非効率を産業としていく嗜好になっていく
「次の資本は非効率を産業としていく嗜好になっていくのです」。これを受けて東大の松尾豊教授は「自分が何を好むのかという情報はこれから価値になります」と語っています。
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
「非効率を産業としていく」ということは個人でも対応できる領域が増えてくるということ。
自分と違う人はみな先生
常に意識したい言葉。どんな人からでも学ぶことはある。
他人の迷惑を受け入れよう
「他人に迷惑をかけちゃいけません」という現代の呪い(ありがとうの返事はおたがいさま)
モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 [ 尾原和啓 ]
インドでは日本の反対で、親は子に対して「あなたは誰かに迷惑をかけていかなければならないのだから、他人の迷惑も受け入れてあげなさい」と言うそうです。
この本を読んで一番「!!!」となった言葉です。
自分の中の当たり前は、当たり前ではなかったんだ!!と気づいた瞬間です。
まさしく、その通り。何気なく親から教えられた「他人に迷惑かけちゃいけません」その通りだと考えていましたが、もしかしてこの考えは間違っていたのでは。。。
人は一人では生きていけない。必然的に他の人と共存することになります。そこで「他人の迷惑」ばかり気にしていたら、動けなくなるのは当然。思考停止になってしまう。
「他人の迷惑を受け入れる」こうすることで、自分も行動しやすいし、おたがいさまと言い合える。
このような世界が理想的ですね。
あなたがもたらすことが出来る小さな「新しい意味」は何ですか?
私がもたらすことができる小さな「新しい意味」は、私の考えを表現することです。もしかすると、他の人の「!」「?」気づきになるかもしれません。
感想
前回に続き、尾原和啓さんの本をご紹介いたしました。
この本は尾原さんの他の書籍にもましてパワフルでした!!
「他人の迷惑を受け入れる」「おたがいさま」この言葉に気づくことができたことで、私の人生が変わる予感がします。
縮こまっていないで、行動しよう。
背中を押してくれる本でした。
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この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。
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