[気づき書評]参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート [橘川幸夫]

参加型社会宣言 気づき書評

目次:参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート

  1. 企画趣旨
    1. 若者たちにみえているもの
    2. 流れゆくもの
    3. メディアとは何か
    4. 参加型社会についての個人的体験
    5. インターネットの特質と未来
    6. よはとつ図形2020
    7. コロナ渦移行の社会に向けて
    8. 人類の道
  2. 企画書集
    1. ネット
    2. 出版
    3. 金融
    4. 施設
    5. 国際
    6. 教育
    7. 未来フェス
    8. コロナ渦の企画書
  3. あとがき

ここだけは押さえよう!「気づき」6項

人生100年時代の「2つの起承転結」はまだ人類史上未踏の領域である。

新しい時代は、組織や国家の仕組みを作り直すことからではなく、一人ひとりの自発性がつながっていく、ライブ的な参加型社会からはじまるのだ。新しい時代が生まれたという自覚が大事だと思う。

プロセスエコノミー あな[書籍のメール便同梱は2冊まで]/参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート[本/雑誌] (未来叢書) / 橘川幸夫/〔著〕

いろいろな本で現在の状況を、明治維新の時と似ていると言われている。

それぞれの個人が、一人ひとり自発的に動き、同志が集まり、新しい時代を作り出す時なのだろう。

情報化社会とは、媒体が優先するのではなく「伝えたい意志・欲求」が先行する社会でなければならない。

「伝えたいことがあって、本を出す」のが本来の姿だが、現在は、「本を出すために伝えたいこと」をひねり出す。まして、「売るために本を出す」なんて、人類の道筋からは、言語道断ではないか。

プロセスエコノミー あな[書籍のメール便同梱は2冊まで]/参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート[本/雑誌] (未来叢書) / 橘川幸夫/〔著〕

人間が作り出したシステムに縛られ始める。。。

「伝えたいことがあって、本を出す」

「伝えたいことがあって、ブログを書く」

本来の考えを大切にしたいですね。

インターネットの特質と未来

1.可視化:さまざまなブラックボックスの情報が世界にさらされてきた。
2.情報的自我
3.地球情報化:シェアエコノミーと呼ばれている所有から共有への動きは、それもまだ、既存の近代ビジネスの残影が持ち込まれているが、やがてエージェントを必要としない、本格的なシェアエコノミーの世界が出現するだろう。

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる [ 尾原和プロセスエコノミー あな[書籍のメール便同梱は2冊まで]/参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート[本/雑誌] (未来叢書) / 橘川幸夫/〔著〕

インターネットは個人が容易に世界につながることを可能にした。

これは紛れもない事実。自分事として、捉えていきたい。

選択的自由なコミュニティ

人は運命的に帰属察せられていたコミュニティから、選択的自由を与えられたコミュニティで生きるようになる。自発的なコミュニティ成立運動の事を、参加型社会と呼ぶのである。

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる [ 尾原和プロセスエコノミー あな[書籍のメール便同梱は2冊まで]/参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート[本/雑誌] (未来叢書) / 橘川幸夫/〔著〕

今までは、生まれた場所、通った学校、それぞれ物理的に接するコミュニティにしか入ることが出来なかった。しかし、インターネットが発達した現代では、自らの意志で、コミュニティを探し、参加することが出来る。

学ぶことの意味の変換

学ぶことは自分の為でもあるが、同時に、自分が学んだことは、他者や世の中全体の資産になるととらえてみる。人類史から切り離された個人が強くなるために学ぶのではなく、人類の一員としてみんなのために学ぶ、という意識が起これば、そこでの学習は社会全体の資産になるわけだから、社会全体で支えることに意味がある。

すなわち、学んだ分だけ国家が個人に対価を支払うのである。誰かが学んだ知識は社会全体のメリットになる。インターネットというネットワーク機能が充実すれば、個人の内部に蓄積された知識は、瞬時に世界全体の資産となるのだ。

プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる [ 尾原和プロセスエコノミー あな[書籍のメール便同梱は2冊まで]/参加型社会宣言 22世紀のためのコンセプト・ノート[本/雑誌] (未来叢書) / 橘川幸夫/〔著〕

「学び」=「社会全体の資産」

この考え方はとても素敵です。

私も「読書」が好きなので、自分の「気づき」「!」「?」をシェアすることで、社会全体を支えることになれば嬉しいです。

私たちは「社会」から次のステージに移行しようとしている。それが「情報の世界」である。

まさに「情報の世界」に移行していこうとしているのだと感じます。

「よく分からない」ではなく、分らないなりに、一歩を踏み出し、新たな知見を得ていきたいですね。

感想

藤原和博さんの「朝礼だけの学校」へ入学し、そこで紹介されていた書籍です。

今、まさに変化の時!!

個人が自分の意見を発し、そこに共感した人が集まり、渦になる。

周りで見ているだけよりも、自ら主体的に行動し、参加型社会を実現したいと感じました。

さて、どのように行動しよう。。。

私に何が出来るのか、考え続けます。

この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。

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