[気づき書評]小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る 気づき書評
この本はこんな方におススメ
  • 生き残る戦略を知りたい方
  • どのように働いていくのがよいのか悩まれている方
  • 人生のヒントを見つけたい方

目次:小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る

  1. 小さな会社が戦わずに生き残るドラッカーの「生態的ニッチ戦略」
  2. スモールメリットを活かす
  3. 「現状」を戦略視点で分析する
  4. 明確な「コンセプト」を打ち出す
  5. 「特徴」を打ち出す
  6. 「強み」を特定する
  7. 強みを活かせる「お客様」を特定する
  8. 強みを活かせる「戦わない市場」をつくる
  9. 「適正価格」になるまで値上げする)
  10. 小さな会社は「戦わずに売れる仕組み」をつくる(「戦わずに売れる仕組み」のつくり方
  11. 強みを活かした「商品と提供方法」を設計する
  12. 「お客様とのコミュニケーション」が上手な会社が生き残る
  13. メッセージ発信が「販促業務」から「戦略業務」に変わった
  14. 「メッセージ発信の仕組み」をつくる

ここだけは押さえよう!「気づき」9項

生物学でいう「ニッチ」とは?

生物学でいう「ニッチ」は、ある種の生物が生息できる最適な場所や空間の事です。そこには、大きなニッチと小さなニッチがあるだけなのです

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

私は「ニッチ」と聞くと、「はしっこ」のようなイメージを持っていました。

しかし、この本では「ニッチ」=「誰かが必要としている場所や空間」である。

「ニッチ」に対するイメージが書き換わりました。

「大きなニッチ」と「小さなニッチ」は共存できる。

あなたの強みは何か、お客様に聞いてみてください

あなたにはあなたの強みを正しく理解することはできない。

お客様があなたの強みを理解できる

「生態的ニッチ」とは?

「生態的ニッチ」はニーズがあるのにどの会社も対応していない分野、対応しているが十分にお客様のニーズにこたえきれていない分野にあります

つまり、事業者側の論理で、市場規模が小さすぎる、業界の非常識、儲かりそうにない、面倒くさいなどの理由で放置または軽視されている分野です。

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

これからは個人が直接、お客様とつながる時代。

様々な「生態的ニッチ」を見つけていくことになるのでしょう。

独自化のポイントは「マネしたくない」

小さい会社・個人が独自化を行うには、

  • 手間がかかる
  • 面倒である
  • 個人で異なる

などの、一般化できない、マネしたくないを目指そう。

まだ大丈夫は、もう危ない

誰でも、「まだ大丈夫」と思いたい。

思い込み思考停止になりやすい。

しかし、「まだ大丈夫」と頭に浮かんだ時、それは変わる時期、新たな一歩を踏み出す時。

お客様満足

あなたの会社が提供する商品や提供方法は、「お客様満足」の手段にすぎません。お客様は、あなたの会社の商品を買うことでみずからの問題が解決し、そのプロセスや結果で満足するのです。

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

忘れがちな部分。

お客様はどうして、あなたの商品を購入するのでしょうか?

お客様の「悩み」を解決し、満足するためです

ペルソナを設定する

ペルソナを「価値観」とそれに基づく「お金と時間の使い方」に絞り込む

1.ペルソナの概要:
例:年齢、家族構成、職業、年収

2.価値観:
例:仕事も家庭も大事にしたい。承認欲求が強い、自分自身を認めるようになりたいし、他人にも必要とされる人間になりたい

3.お金の使い方:
例:必要なお金を最低限にして、捻出したお金を家族や趣味の為に使う。将来の為の貯蓄は計画的に行っている

4.時間の使い方:
例:平日は帰宅後も仕事をすることが多い。土日は子どもの送り迎え。連休は家族旅行をすることが多い

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

このペルソナ設定方法は、適切です。

他の本で提案されているペルソナ設定方法は、細かすぎて、ペルソナを設定して何をしたいのかがぼやけてきます。

このペルソナ設定を利用することをオススメします。
※ペルソナ設定を、検討したい項目に合わせて変えましょう。

あなたのお客様にスポットライトを当てる

スポットライトのように、対象にしたいお客様にピンポイントで発信・売るメッセージでなければ、対象にしたいお客様には届きません。

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

お客様の「悩み」にスポットライトを当てましょう。

本の中にあるモノは情報である

知識は本の中にはいない。本の中にものは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である。事業の外部、すなわち、顧客、市場、最終用途に貢献して初めて有効となる。

小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]

私も多数の本を読み、一歩いっぽ成長してきた。

私が、思考錯誤を繰り返し、身に付けてきた「情報を知識にする方法」を伝えていきたい

感想

あえて

  • めんどうくさい
  • 手間がかかる
  • 諦めている
  • 個人で異なる

このような「悩み」に着目しましょう。

悩み解決」の「問い」があなたのビジネス・スキルアップにつながります。

この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました