目次:小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る
- 小さな会社が戦わずに生き残るドラッカーの「生態的ニッチ戦略」
- スモールメリットを活かす
- 「現状」を戦略視点で分析する
- 明確な「コンセプト」を打ち出す
- 「特徴」を打ち出す
- 「強み」を特定する
- 強みを活かせる「お客様」を特定する
- 強みを活かせる「戦わない市場」をつくる
- 「適正価格」になるまで値上げする)
- 小さな会社は「戦わずに売れる仕組み」をつくる(「戦わずに売れる仕組み」のつくり方
- 強みを活かした「商品と提供方法」を設計する
- 「お客様とのコミュニケーション」が上手な会社が生き残る
- メッセージ発信が「販促業務」から「戦略業務」に変わった
- 「メッセージ発信の仕組み」をつくる
ここだけは押さえよう!「気づき」9項
生物学でいう「ニッチ」とは?
生物学でいう「ニッチ」は、ある種の生物が生息できる最適な場所や空間の事です。そこには、大きなニッチと小さなニッチがあるだけなのです
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
私は「ニッチ」と聞くと、「はしっこ」のようなイメージを持っていました。
しかし、この本では「ニッチ」=「誰かが必要としている場所や空間」である。
「ニッチ」に対するイメージが書き換わりました。
「大きなニッチ」と「小さなニッチ」は共存できる。
あなたの強みは何か、お客様に聞いてみてください
あなたにはあなたの強みを正しく理解することはできない。
お客様があなたの強みを理解できる
「生態的ニッチ」とは?
「生態的ニッチ」はニーズがあるのにどの会社も対応していない分野、対応しているが十分にお客様のニーズにこたえきれていない分野にあります
つまり、事業者側の論理で、市場規模が小さすぎる、業界の非常識、儲かりそうにない、面倒くさいなどの理由で放置または軽視されている分野です。
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
これからは個人が直接、お客様とつながる時代。
様々な「生態的ニッチ」を見つけていくことになるのでしょう。
独自化のポイントは「マネしたくない」
小さい会社・個人が独自化を行うには、
- 手間がかかる
- 面倒である
- 個人で異なる
などの、一般化できない、マネしたくないを目指そう。
まだ大丈夫は、もう危ない
誰でも、「まだ大丈夫」と思いたい。
思い込み思考停止になりやすい。
しかし、「まだ大丈夫」と頭に浮かんだ時、それは変わる時期、新たな一歩を踏み出す時。
お客様満足
あなたの会社が提供する商品や提供方法は、「お客様満足」の手段にすぎません。お客様は、あなたの会社の商品を買うことでみずからの問題が解決し、そのプロセスや結果で満足するのです。
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
忘れがちな部分。
お客様はどうして、あなたの商品を購入するのでしょうか?
お客様の「悩み」を解決し、満足するためです。
ペルソナを設定する
ペルソナを「価値観」とそれに基づく「お金と時間の使い方」に絞り込む
1.ペルソナの概要:
例:年齢、家族構成、職業、年収2.価値観:
例:仕事も家庭も大事にしたい。承認欲求が強い、自分自身を認めるようになりたいし、他人にも必要とされる人間になりたい3.お金の使い方:
例:必要なお金を最低限にして、捻出したお金を家族や趣味の為に使う。将来の為の貯蓄は計画的に行っている4.時間の使い方:
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
例:平日は帰宅後も仕事をすることが多い。土日は子どもの送り迎え。連休は家族旅行をすることが多い
このペルソナ設定方法は、適切です。
他の本で提案されているペルソナ設定方法は、細かすぎて、ペルソナを設定して何をしたいのかがぼやけてきます。
このペルソナ設定を利用することをオススメします。
※ペルソナ設定を、検討したい項目に合わせて変えましょう。
あなたのお客様にスポットライトを当てる
スポットライトのように、対象にしたいお客様にピンポイントで発信・売るメッセージでなければ、対象にしたいお客様には届きません。
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
お客様の「悩み」にスポットライトを当てましょう。
本の中にあるモノは情報である
知識は本の中にはいない。本の中にものは情報である。知識とはそれらの情報を仕事や成果に結びつける能力である。事業の外部、すなわち、顧客、市場、最終用途に貢献して初めて有効となる。
小さな会社は「ドラッカー戦略」で戦わずに生き残る [ 藤屋伸二 ]
私も多数の本を読み、一歩いっぽ成長してきた。
私が、思考錯誤を繰り返し、身に付けてきた「情報を知識にする方法」を伝えていきたい
感想
あえて
- めんどうくさい
- 手間がかかる
- 諦めている
- 個人で異なる
このような「悩み」に着目しましょう。
「悩み解決」の「問い」があなたのビジネス・スキルアップにつながります。
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この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。
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