[読書習慣] 人新世の「資本論」‐斎藤幸平

人新世の「資本論」 気づき書評

人新世の「資本論」 (集英社新書) [ 斎藤 幸平 ]

価格:1,122円
(2021/10/18 05:20時点)
感想(24件)

なぜこの本を読もうと思ったのか?

新聞で紹介されていた書籍。

資本主義は毎年前年比xx%などと常に上昇し続けることを良いとしている。

しかし、現在でも今までのようにさらに上昇し続けることが必要なのか?

前年比xx%で人々はいったいどこに向かっているのか?

何か答えがあるのか?きっかけがあるのか?知りたくて読んでみました。

 

3つの気づき

■資本主義よりも前に地球がなくなる

先進国の人々が大きな問題に直面するころには、

この惑星の少なからぬ部分が生態学的には

手遅れの状態になっているだろう。

「人新世の「資本論」」

■無限の経済成長を目指す資本主義に、

今、ここで本気で退治しなくてはならない。

私たちの手で資本主義を止めなければ、人類の歴史が終わる

「人新世の「資本論」」

■脱成長コミュニズムの柱

1.使用価値経済への転換:「使用価値」に重きを置いた経済に転換して、大量生産・大量消費から脱却する

2.労働時間の短縮:労働時間を削減して、生活の質を向上させる

3.画一的な分業の廃止:画一的な労働をもたらす分業を排しして、
  労働の創造性を回復させる。⇒労働を「魅力的」にすることを求めている。

4.生産過程の民主化:生産のプロセスの民主化を進めて、経済を減速させる。

5.エッセンシャル・ワークの重視:使用価値経済に転換し、労働集約型のエッセンシャル・ワークの重視を

人間が労働しないといけない部門を「労働集約型産業」と呼ぶ。

「人新世の「資本論」」

まとめ

資本主義はどこまで行くのか?

私が人生で達成したいことは

幸せに充実した人生を過ごす
人生最後にやりきったと感じる

である。

これに対し、必要以上に「お金」に執着することに意味はあるのか?

人生で達成したいことにフォーカスして行動していきます。

・  

ご覧頂ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました