[読書習慣] 不動産投資の税金を最適化 「減価償却」節税バイブル-萱谷 有香

「減価償却」節税バイブル 気づき書評

不動産投資の税金を最適化 「減価償却」節税バイブル [ 萱谷有香 ]

なぜこの本を読もうと思ったのか?

不動産事業を行うには減価償却を理解しておくことは大切です。
私もさんざん減価償却を書籍から学んできましたが、
さらに自分の知らない重要なことがあるのかと読んでみました。

3つの気づき

■節税対策は大きく分けて4つある

1.お金を出さないで、法人税を減少させる対策

⇒家族への役員報酬、旅費規程の整備

2.お金を出さないで、法人税を繰り延べる対策

⇒減価償却費、特別償却費の計上

3.お金を出して、法人税を減少させる対策

⇒掛け捨ての生命保険への加入、大規模・小規模修繕

4.お金を出して、法人税を繰り延べる対策

⇒経営セーフティ共済

「不動産投資の税金を最適化 「減価償却」節税バイブル」

■法人利益の平準化が大切

「不動産投資の税金を最適化 「減価償却」節税バイブル」

■不動産の勘定科目

物件の固定資産税を払った⇒租税公課

管理会社に仲介手数料(AD)を払った⇒広告宣伝費

退去した部屋の修繕費を支払った⇒修繕費

管理会社へ管理手数料を支払った⇒管理費

収益物件(建物)を購入した⇒減価償却費

「不動産投資の税金を最適化 「減価償却」節税バイブル」

まとめ

減価償却は何を重視するか(キャッシュフロー重視、収益の安定化重視)で
必要な方策が異なる。

キャッシュフローを重視するなら、減価償却を多く利用して、
税金支払いを繰り延べる。

収益の安定化重視なら、融資年数により減価償却を算出する。
こうすることで、築古物件でも耐用年数を超えてから
急激に法人税が増加することを防ぐことができる。

不動産事業の状況次第で、減価償却を上手に利用し
税金を必要以上に払うことがないように考えていく。

「収益の安定化重視」をおすすめしている書籍は少ないので
1つの考え方として、読んでみてもよいと思いました。

・  

ご覧頂ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました