外資系企業と日本企業の違い [ジョブ型 – メンバーシップ型]

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この記事で伝えたい事

私が今まで経験してきた
日本企業(15年勤務)と
外資系企業(5年勤務)で何が異なるのか
実際に経験した当事者として
外資系企業と日本企業の違いを
お伝えいたします。

転職・今後の働き方を考えられている方の
一つの参考になると嬉しいです。

最近、コロナ禍でリモートワークへの
移行が急務であり、働き方も急激に変化してきています。

働き方を考えるうえで
”メンバーシップ型雇用”と”ジョブ型雇用”
をよく耳にします。

今日はこの
”メンバーシップ型雇用”と”ジョブ型雇用”
についてご説明したいと思います。

メンバーシップ型雇用とは?

日本型雇用とも呼ばれるメンバーシップ型雇用。
つまり、新卒一括採用型の雇用システムです。
その多くが総合職として雇用され、転勤や異動、
ジョブローテーションを繰りかえしながら、
会社を支える人材として長期的に育成していくのが
基本です。

https://en-gage.net/content/japanese-style-employment

ジョブ型雇用とは?

ジョブ型雇用とは、職務(ジョブ)や勤務地、
労働時間が限定された雇用契約のことを指し、
欧米で主流な雇用システムです。

https://en-gage.net/content/japanese-style-employment

メンバーシップ型雇用とジョブ型雇用の比較

沢山の比較項目がありますが、
特に働く側として認識しておくべき
一般的な項目を挙げておきます。

ジョブ型雇用メンバーシップ型雇用
仕事の幅限定的かつ明確。何を遂行すべきなのかジョブディスクリプションで決められている。総合的、幅広い、あいまい。会社の都合、会社の人材計画によって変化していく。
教育制度自己研鑽。誰かに与えられなくても、自ら学んでいく。会社による集合研修。会社に用意されたものを受ける。
https://en-gage.net/content/japanese-style-employment

私の経験から伝えたい事

結論

メンバーシップ型雇用/ジョブ型雇用の
どちらに属していても
■どのようなスペシャリスト(専門家)になりたいのか?
■どのようなキャリアを構築していきたいのか?
考えて働きましょう。

なぜ上記結論に至ったか?

私は15年間日本企業(メンバーシップ型)で
働いてきました。

日本企業(メンバーシップ型)で15年働いて、
■私の強み(武器)は何なのか?
■他の企業移動した時に私はどのような貢献が出来るのか?
と考えても的確に表現できませんでした。

それは当然です。
日本企業(メンバーシップ型)で
自分のキャリアを考えずに
会社都合の人材計画に従って過ごしてきたからです。

しかし日本企業(メンバーシップ型)で働いていたとしても
■現在のポジションでどのような技術を身につけているのか?
■どのようなキャリアを歩みたいのか?
考える事で、個人のキャリア形成にも役立ちます。

メンバーシップ型雇用では個人のキャリアが
考えにくい仕組みであると言えます。

一方、外資系企業(ジョブ型雇用)では
各スペシャリストを集めて業務を行っている
イメージです。

例えばあなたが経理の業務に従事しているならば
”経理のスペシャリストである(経理を得意としている)
あなたがある企業に勤めている”
という解釈になります。

したがって、個人のキャリア形成には
外資系企業(ジョブ型雇用)の方が
適しています。

言い換えるとジョブ型雇用には
個人のキャリアを考えやすい仕組みがある
と言えます。

私が勤めている外資系企業で
個人のキャリアを考える仕組みを
ご紹介いたします。

■会社内で空いているポジション(職務)が開示されている。
⇒異なるキャリアを経験したければ、自ら応募することが出来る。

■個人のキャリア構築が重要視されており、
転職、職場移動は行いやすい。

■ジョブとは役割である。
例えばマネジャーの役割は
・人を纏める
・アウトプットの責任を取る
になります。

マネジャーは役割を達成するために
色々な方法を利用して
組織、チームを運営します。

マネジャーだからその人が
偉いという考えではない。

まとめ

人生100年時代と言われていますが、
人生100年時代を生き抜くために
個人のキャリア
(個人が人生において達成したい事)に
フォーカスした生き方をした方が、
人生が楽しくなると私は考えます。

メンバーシップ型雇用/ジョブ型雇用に
よらず個人のキャリア
(個人が人生において達成したい事)を
考えてみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでもあなたのお役に立つと嬉しいです。
ご覧頂ありがとうございました。

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